親孝行(~_~メ)1400kmの旅
2015年 10月 14日
先週の金曜日から新潟の実家へ!
今日10月14日で89歳になる母の誕生日祝いにロングドライブを決行しました!!
母が20代はじめの頃住んだ町、群馬県桐生市・・・・
現在住んでいる新潟の隣の県であってもなかなか行くことが出来なかった遠い町・・・・・。
懐かしくてずっと心の中に大切にある思い出の町。
そんな桐生に連れて行ってあげようと思ったのは今年の夏でした。
連れて行ってあげられるのは89歳が近づき膝が痛いもののなんとか元気で過ごしている今しかないと思いました。
夏は暑くて体力的に難しいので涼しくなる秋を待ちました。
まずは私が東京から母を迎えに新潟へ!
次の日母と二人桐生に向いました。
関越自動車道から北関東自動車道で大田桐生へ。
東京から電車で来た娘と桐生で合流!3人の旅が始まりました。
桐生は織物の町で町にはまだたくさんの現役の織物工場があります。
そしてその多くの工場の屋根は<ノコギリ屋根>という特徴的なものです。
採光を考えての事なのかレンガ作りだったり、木造だったりです。
町を車で走っているといたるところにそのノコギリ屋根の工場を見つけることが出来ました。
母が勤めていた会社はもう既に無く、調べてみると会社は転売され今は宅地とどこかの会社が購入したとのことでした。
母の会社も織物工場で何棟ものノコギリ屋根の織機の置かれた工場があったとのこと。
事務の仕事だった母は直接織機にさわることはなかったものの美しい石造りのノコギリ屋根の工場がとても好きだったと。
もう一度見てみたい・・・・というのが願いでした。
昔は無かったバイパスが出来ていて様変わりした町の景色にびっくりしながらも前の会社の住所を頼りに付近を探そう・・・・と細い道を曲がってみたら突然目の前に現れたのは母の夢見たノコギリ屋根の建物でした。
「あっ!!ここなの!!」と感動の対面!!(~_~メ)
この工場だけは取り壊されずに今は個人所有の建物となっておりコレクションのクラシックカーの博物館になっているそうです。
中の見学は出来ませんでしたが外から建物をしっかり眺めることができました。
そして正門で記念撮影!
いやぁ~建物が残っていてよかったです!!
転売され工場が取り壊されていたらどうしよう・・・・せっかく楽しみにしているのに・・・と内心ヒヤヒヤでしたがよかったです。
大谷石造りの美しい工場が残されていて本当によかったです。
しばらく付近を車椅子で散歩し、大谷石の建物に触ってみたり・・・母は長年の思いが満たされたようでした。
その日は桐生に泊り、桐生の町をしっかり堪能して次の目的地軽井沢に向いました。
ずっと桐生でもよかったのですがせっかくなので軽井沢に寄り道して秋の紅葉でも見てのんびりしようということになりました。
北関東自動車道→関越自動車道→上信越自動車道で<碓氷軽井沢>まで頑張って運転しました。
軽井沢1日目はホテルでのんびりして付近の散策をしました。
2日目は浅間山の麓の鬼押し出しまで。鬼押し出しの山道は車椅子を押して娘と二人汗だくになりました。(笑)
でも母は浅間山の景色にも鬼押し出しの奇岩の景色もとても喜んでくれました。
早めに帰ってホテルでのんびり。軽井沢はもう紅葉が始まっていました。
部屋からの景色も落ち着いて素敵で食事もみんな美味しくて楽しい4日間の旅となりました。
軽井沢から新潟への帰り道長野県も群馬県も秋晴れのよい天気でしたが、関越の清水トンネルを抜けるとびっくり、すごい雨が降っていて空は鉛色・・・まだ雪は降っていないもののここは新潟なんだなあ・・・と実感しました。
もうすぐ雪も降り始めるのでしょう・・・・・。
ドライブするのもギリギリ間にあった・・・という感じでした。
楽しかった旅も終わりは来るもので、ちょっぴりしんみりした気分で母と別れてから家の近くのガソリンスタンドに立ち寄りふと窓の外を見ると見事な虹がかかっていました。
夏の夕立でもないのに親孝行のご褒美ですか?
ちょっと出来過ぎでしたね・・・・・でもうれしかったなぁ~(T_T)
全行程1400kmのドライブ、一人で運転頑張りました!
いくつまで長生きできるかなんてわかりませんが、一日一日をどうか健康で頑張って欲しい・・・と心より願った旅でした。
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母が20代はじめの頃住んだ町、群馬県桐生市・・・・
現在住んでいる新潟の隣の県であってもなかなか行くことが出来なかった遠い町・・・・・。
懐かしくてずっと心の中に大切にある思い出の町。
そんな桐生に連れて行ってあげようと思ったのは今年の夏でした。
連れて行ってあげられるのは89歳が近づき膝が痛いもののなんとか元気で過ごしている今しかないと思いました。
夏は暑くて体力的に難しいので涼しくなる秋を待ちました。
まずは私が東京から母を迎えに新潟へ!
次の日母と二人桐生に向いました。
関越自動車道から北関東自動車道で大田桐生へ。
東京から電車で来た娘と桐生で合流!3人の旅が始まりました。
桐生は織物の町で町にはまだたくさんの現役の織物工場があります。
そしてその多くの工場の屋根は<ノコギリ屋根>という特徴的なものです。
採光を考えての事なのかレンガ作りだったり、木造だったりです。
町を車で走っているといたるところにそのノコギリ屋根の工場を見つけることが出来ました。
母が勤めていた会社はもう既に無く、調べてみると会社は転売され今は宅地とどこかの会社が購入したとのことでした。
母の会社も織物工場で何棟ものノコギリ屋根の織機の置かれた工場があったとのこと。
事務の仕事だった母は直接織機にさわることはなかったものの美しい石造りのノコギリ屋根の工場がとても好きだったと。
もう一度見てみたい・・・・というのが願いでした。
昔は無かったバイパスが出来ていて様変わりした町の景色にびっくりしながらも前の会社の住所を頼りに付近を探そう・・・・と細い道を曲がってみたら突然目の前に現れたのは母の夢見たノコギリ屋根の建物でした。
「あっ!!ここなの!!」と感動の対面!!(~_~メ)
この工場だけは取り壊されずに今は個人所有の建物となっておりコレクションのクラシックカーの博物館になっているそうです。
中の見学は出来ませんでしたが外から建物をしっかり眺めることができました。
そして正門で記念撮影!
いやぁ~建物が残っていてよかったです!!
転売され工場が取り壊されていたらどうしよう・・・・せっかく楽しみにしているのに・・・と内心ヒヤヒヤでしたがよかったです。
大谷石造りの美しい工場が残されていて本当によかったです。
しばらく付近を車椅子で散歩し、大谷石の建物に触ってみたり・・・母は長年の思いが満たされたようでした。
その日は桐生に泊り、桐生の町をしっかり堪能して次の目的地軽井沢に向いました。
ずっと桐生でもよかったのですがせっかくなので軽井沢に寄り道して秋の紅葉でも見てのんびりしようということになりました。
北関東自動車道→関越自動車道→上信越自動車道で<碓氷軽井沢>まで頑張って運転しました。
軽井沢1日目はホテルでのんびりして付近の散策をしました。
2日目は浅間山の麓の鬼押し出しまで。鬼押し出しの山道は車椅子を押して娘と二人汗だくになりました。(笑)
でも母は浅間山の景色にも鬼押し出しの奇岩の景色もとても喜んでくれました。
早めに帰ってホテルでのんびり。軽井沢はもう紅葉が始まっていました。
部屋からの景色も落ち着いて素敵で食事もみんな美味しくて楽しい4日間の旅となりました。
軽井沢から新潟への帰り道長野県も群馬県も秋晴れのよい天気でしたが、関越の清水トンネルを抜けるとびっくり、すごい雨が降っていて空は鉛色・・・まだ雪は降っていないもののここは新潟なんだなあ・・・と実感しました。
もうすぐ雪も降り始めるのでしょう・・・・・。
ドライブするのもギリギリ間にあった・・・という感じでした。
楽しかった旅も終わりは来るもので、ちょっぴりしんみりした気分で母と別れてから家の近くのガソリンスタンドに立ち寄りふと窓の外を見ると見事な虹がかかっていました。
夏の夕立でもないのに親孝行のご褒美ですか?
ちょっと出来過ぎでしたね・・・・・でもうれしかったなぁ~(T_T)
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いくつまで長生きできるかなんてわかりませんが、一日一日をどうか健康で頑張って欲しい・・・と心より願った旅でした。
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by yuko-pyrex | 2015-10-14 12:47 | 旅行