コダックの空き缶
2016年 03月 04日
2週間ほどかかって夫の部屋の大掃除が終了した!!
実は夫も私に負けず変な物をたくさん貯め込んでいて、うず高く積まれたガラクタがいつ倒れるかわからない彼の部屋を私は殆ど掃除したことがない。
せいぜい出ている床をダスキンモップで拭くくらい。
私の方がまだマシだ・・・いつも思っていた。
春になれば気持ちよく窓も開け放ちたい。しかし窓を開ければ冬の間に降り積もった埃が風に舞う・・・
そこで思い切って「春に向って少し整理したら?」という言ってみると、あっさり賛成されてしまった。
というわけで<お掃除大作戦>が始まった!!
40Lのごみ袋で不用品を何袋も捨て、やっと床も出現した!
前置きが長くなってしまったけれど、今回の大掃除のご褒美に彼の部屋にあったコダックの空き缶をもらいました。(笑)
1993年とあるからそれほど古いものではないけれどコダックのパッケージの黄色には本当に心ときめく。
大好きな写真家Stephen Shore の写真集にコダックの現像の封筒が表紙になった写真集がある。
ローライ35とコダックフィルムでアメリカの旅を記録したスナップショットの写真集。
Stephen Shore と言えば大型8×10のビューカメラで撮る美しい写真が有名で、1980年代に初めて買った<Uncommon Places>という写真集!
当時1万以上したけれど迷うことなく買った!それほど素敵な写真だった。
それから同じシリーズで写真集も発売された。
そして
こちらは<Uncommon Places>未発表写真を含む現行版!!
何故2冊・・・・・!
1冊は新宿の紀伊国屋で発見し自分で購入。
そしてもう1冊は友達が、きっと私が好きそうだったから・・・とアメリカ旅行から持ち帰ってくれた感動の写真集なのです。
海外から帰ってくる時、パッキングは本当に大変です。
海外で重い本を買う勇気がなかなか出ないのもこの帰りの荷物を思うからです。
そんな大変さをおして持ち帰ってくれた宝物の1冊なのです。
そのStephen Shore の写真を見る時間が私の至福の時でもあります。
しかしStephen Shore 以降、彼のような写真を撮る人はたくさんいるけれど亜流と感じてしまうのは否めない。
Stephen Shore 風の写真は撮れても誰もStephen Shore になれない。
大好きな写真の構図を覚えているから無意識につい似たような構図の写真を撮ってしまう。
しかしそれさえも上手に撮れるわけもない・・・・。
現像されてきた自分の写真にがっかりしすぎてだんだん写真も撮らなくなってしまった。
今はデジカメの世界だからコダックのネガも必要無くなってしまったけれど、夫にもらったコダックの空き缶で久しぶりに自分でも写真を撮っていたことがあったことを思い出した。
昨日夜遅くにスライド映写機があったはず・・・と出してみたりした。
コダックのマウントに挟んだリバーサルフィルムもたくさん出てきた。
映写機はスイッチを入れたらちゃんと動くし電球も点いた。
夫の部屋の大掃除から自分の昔の写真にたどり着くとは思っていなかったけれどそのうち一人こっそりスライド映写会でもしてみようかと思っている。
30年も経てば懐かしい写真に再会出来るのは楽しいかもしれない。
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実は夫も私に負けず変な物をたくさん貯め込んでいて、うず高く積まれたガラクタがいつ倒れるかわからない彼の部屋を私は殆ど掃除したことがない。
せいぜい出ている床をダスキンモップで拭くくらい。
私の方がまだマシだ・・・いつも思っていた。
春になれば気持ちよく窓も開け放ちたい。しかし窓を開ければ冬の間に降り積もった埃が風に舞う・・・
そこで思い切って「春に向って少し整理したら?」という言ってみると、あっさり賛成されてしまった。
というわけで<お掃除大作戦>が始まった!!
40Lのごみ袋で不用品を何袋も捨て、やっと床も出現した!
前置きが長くなってしまったけれど、今回の大掃除のご褒美に彼の部屋にあったコダックの空き缶をもらいました。(笑)
1993年とあるからそれほど古いものではないけれどコダックのパッケージの黄色には本当に心ときめく。
大好きな写真家Stephen Shore の写真集にコダックの現像の封筒が表紙になった写真集がある。
ローライ35とコダックフィルムでアメリカの旅を記録したスナップショットの写真集。
Stephen Shore と言えば大型8×10のビューカメラで撮る美しい写真が有名で、1980年代に初めて買った<Uncommon Places>という写真集!
当時1万以上したけれど迷うことなく買った!それほど素敵な写真だった。
それから同じシリーズで写真集も発売された。
そして
こちらは<Uncommon Places>未発表写真を含む現行版!!
何故2冊・・・・・!
1冊は新宿の紀伊国屋で発見し自分で購入。
そしてもう1冊は友達が、きっと私が好きそうだったから・・・とアメリカ旅行から持ち帰ってくれた感動の写真集なのです。
海外から帰ってくる時、パッキングは本当に大変です。
海外で重い本を買う勇気がなかなか出ないのもこの帰りの荷物を思うからです。
そんな大変さをおして持ち帰ってくれた宝物の1冊なのです。
そのStephen Shore の写真を見る時間が私の至福の時でもあります。
しかしStephen Shore 以降、彼のような写真を撮る人はたくさんいるけれど亜流と感じてしまうのは否めない。
Stephen Shore 風の写真は撮れても誰もStephen Shore になれない。
大好きな写真の構図を覚えているから無意識につい似たような構図の写真を撮ってしまう。
しかしそれさえも上手に撮れるわけもない・・・・。
現像されてきた自分の写真にがっかりしすぎてだんだん写真も撮らなくなってしまった。
今はデジカメの世界だからコダックのネガも必要無くなってしまったけれど、夫にもらったコダックの空き缶で久しぶりに自分でも写真を撮っていたことがあったことを思い出した。
昨日夜遅くにスライド映写機があったはず・・・と出してみたりした。
コダックのマウントに挟んだリバーサルフィルムもたくさん出てきた。
映写機はスイッチを入れたらちゃんと動くし電球も点いた。
夫の部屋の大掃除から自分の昔の写真にたどり着くとは思っていなかったけれどそのうち一人こっそりスライド映写会でもしてみようかと思っている。
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by yuko-pyrex | 2016-03-04 14:24 | ヴィンテージ(雑貨)